外国人対象に暖房器具講座 駒ケ根

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暖房器具の扱い方や使用上の注意点を学ぶ外国人ら

温暖な国から来日し、暖房器具を使用した経験が少ない外国人に、扱い方や安全対策を学んでもらう講座「安全に冬を過ごすために」は21日、駒ケ根市ふれあいセンターで開いた。外国人支援や交流を担う団体「地球人ネットワークinこまがね」が、県国際化協会の助成事業として初めて実施。地域で暮らす外国人とサポートする会員ら合わせて25人が参加し、火災を起こさない使用法、中毒や低温やけどの予防法を学んだ。

参加したのはブラジルやタイ、フィリピンなど南米やアジア出身者で、それぞれの通訳を交えながら進行した。講師を務めた団体メンバーは、暖房器具を用意してそれぞれの使用法や注意点を解説。給油中は火を消すことや、灯油を使う場合は一酸化炭素中毒にならないよう換気をすることなども指導し、カイロなどの誤使用で症状が出る低温やけどは重症化する場合があるとして「痛いなと感じたら皮膚科を受診して」と教えた。

講座には市消防団の桜こまち隊の女性隊 員が協力し、ストーブによる火災の事例を示して注意喚起。正しい119番通報の仕方も解説した。ベトナム出身で、昨年から市内の企業で研修中の男性2人は「注意しなきゃいけないことを生かして、寒い日本の冬をしのぎたい」と話していた。

講座は、市役所の外国窓口担当で会員のサントス石場マリアさん(66)が、危ない使い方をする外国人が多く、いつ火災が起きてもおかしくない状況を知って企画した。マリアさんは「私自身も同様だったが、来日したばかりの頃は分からないことが多い。相談も多いので、こうした機会に安全の知識を身につけてもらいたい」と話した。

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