「血圧高い」諏訪地域 県が健康の見える化へ

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諏訪地域の健康状態の傾向は、「血圧が高い」「『悪玉』のLDLコレステロールが高い人が多い」「血糖の高い人は少ない」-。

県は、来年度から県内市町村の国民健康保険(国保)財政の運営主体となり、地域の健康づくりについても、これまで以上に主体的に関わる。施策の一つで、健康について地域課題を分かりやすくする「見える化」に取り組む。

事例として、国保など健診結果を基に県が独自にデータを算出。それにより、受診者の健康状態を通し、市町村や地域ごとの課題が浮かび上がった。

基にしたデータは、県内77市町村の国保と全国健康保険協会長野支部の2014年特定健診受診者(合計29万262人)の健診結果。県全体の標準値と比べ、市町村の数値が▽高い(多い)▽比較的高い(多い)▽比較的低い(少ない)▽低い(少ない)-といった4段階に区分した。

●血圧
「収縮期血圧が高い(130以上)」男性が、県全体より「多い」という県内の市町村は13。このうち5市町村(岡谷、諏訪、茅野、富士見、原)が諏訪地域だ。女性でも12市町村のうち、岡谷、諏訪、茅野、富士見の4市町が諏訪地域。

「拡張期血圧が高い(85以上)」の男性が「多い」市町村は17で、こちらも諏訪地域が5市町村(岡谷、茅野、下諏訪、富士見、原)。女性では15のうち4市町村(岡谷、茅野、富士見、原)が諏訪地域だった。

岡谷、茅野、富士見は男女共に、血圧「上」「下」で高い傾向にある。

●LDLコレステロール
「悪玉」と呼ばれるLDLコレステロールが高い(1デシリットル当たり140ミリグラム以上の)男性が、県全体より「多い」のは諏訪、茅野、下諏訪、富士見、原。女性も同じく岡谷市を除く5市町村で「多い」。県内ではほかに、隣の佐久地域が男女共に「多い」傾向。

一方、「善玉」とされるHDLコレステロールでは、岡谷と諏訪の男性で、低い(1デシリットル当たり40ミリグラム未満の)人が、県全体より「多い」、茅野の女性は「善玉」の低い人が「少ない」。

●血糖
血糖が高い(空腹時1デシリットル当たり100ミリグラム以上の)人は、男性、女性共に諏訪、茅野で「少ない」と判定されている。

ほか4市町村は、岡谷と下諏訪が男性は「比較的多い」女性は「比較的少ない」という傾向。富士見は男女「比較的少ない」。原は男女「比較的多い」だった。

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