宮田村18年度一般会計予算案37億円

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来年度から歴史的建造物の調査を行う宮田宿の街並み

宮田村は2018年度から、宮田宿の歴史的建造物の本格的な調査に着手する。現存する歴史的建造物を学術的に調査して記録を後世に残すとともに、将来活用が見込める建物を洗い出し、宿場町の建物を生かしたまちなか活性化につなげたい考えだ。村は今後、地元住民を対象とした説明会を開き、事業への協力を求める。

村教育委員会によると、伊那街道(三州街道)の主要な宿場町の一つである宮田宿は南北約300メートルに及び、旅籠や茶屋、料亭、酒屋などの商家が立ち並んだという。これまで総合的な調査はほぼされず、近代化の流れの中で歴史的建造物は減少。「今の宮田宿を調査した上で記録し、活用することは、伊那街道全体の中でも意義がある」としている。

調査対象は、建築からおおむね100年以上経過した明治時代以前の歴史的建造物。母屋や土蔵など70棟ほどあるといい、このうち数棟について間取りなど詳細に調査する。また宿場全体の建造物の時代別・種類別の分布図を作成する。村は18年度一般会計当初予算案に、調査委託料として156万円を計上した。

村の東端を通る国道153号バイパス「伊駒アルプスロード」の整備に伴う人の流れの変化を見据え、村は中心部の活性化が迫られている。歴史的建造物の活用方法としては飲食店や宿泊施設、資料館などが考えられ、調査結果を基に、にぎわい創出の施策の検討に入る構えだ。

小田切康彦村長は「宮田宿の歴史的価値の調査と整備を行い、まちなか活性化のために人を呼び込む次のアクションにつなげたい」としている。

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