現職がリード 伊那市長選電話世論調査

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長野日報社は18日、任期満了に伴う22日投開票の伊那市長選について、有権者に聞いた電話世論調査(15~17日)を基に情勢をまとめた。これまでの取材と期日前投票の出口調査を加味すると、3選を目指す現職の白鳥孝氏(62)=西箕輪=がリードし、新人で元市議の八木択真氏(39)=坂下=が追う展開。1日に出馬表明した新人で元会社員の三石佳代氏(41)=上牧=は浸透していない。ただ全体の2割が態度を決めておらず、無所属3氏による選挙戦は流動的な要素もある。

市内全域を網羅する組織を軸にして戦う白鳥氏は、保守層から無党派層まで支持の広がりを見せる。八木氏よりも自民支持層に浸透し、共産や立憲民主の支持層にも一部食い込む。公約にも掲げる教育・子育て支援や産業振興を重視する層の支持が厚い。

無所属を強調し草の根の戦いを展開する八木氏は、自主的な応援を取る共産支持層で白鳥氏を上回る。立憲民主支持層も引き付けるが、無党派層は白鳥氏に比べて伸びを欠く。子育て世代や市街地活性化、過疎対策を重視する層から支持を比較的集めている。

3月末に光学機器メーカーを退職して立候補した三石氏は、出遅れも響き支持の広がりがない。2011年の県議選に出馬しているが知名度も不足。地域の資産を生かした観光振興などを掲げ、市内遊説と街頭演説で政策を訴えて挽回を図っている。

世論調査の結果によると、今回の市長選で争点になっている現市政の評価について、「評価する」は27%、「まあまあ評価する」が49・5%、「あまり評価しない」が12・0%、「評価しない」が3・5%だった。八木氏支持と回答した44・4%も「まあまあ評価する」としている。

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