現代工芸見応え49点 松本で長野会展始まる

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松本市美術館で始まった第38回日本現代工芸美術長野会展

現代工芸美術家協会長野会の第38回日本現代工芸美術長野会展(長野日報社など後援)が11日、松本市美術館で始まった。県内の芸術作家29人の作品49点を展示。独創性に富んだ見応えのある作品が目を引いている。17日まで。

日本現代工芸美術展(東京都美術館)の出品作などを地元で披露する恒例企画。今年の同美術展では長野会顧問の高橋貞夫さん=大町市=の「天目樹影(てんもくじゅえい)」が最高賞の内閣総理大臣賞に選ばれたほか、松木光治さん=東御市=の「彼方」が現代工芸理事長賞、宮島覚さん=駒ケ根市=の「春を告げる」が現代工芸賞にそれぞれ入賞した。入賞した3点は全国5カ所を回る巡回展で展示中のため、作品の写真のみ飾っている。

会場には木、金属、染織、漆、組子など、多様な材料を使い、卓越した技法で仕上げた工芸作品が並んだ。高橋さんらの別の作品も並んでいる。

オープニングセレモニーで長野会の木下五郎会長=駒ケ根市=は「会員は日々、切磋琢磨(せっさたくま)し、制作活動している。大勢の方にご覧いただき、現代工芸の理解とご支援をお願いしたい」とあいさつした。

長野会は1980年に彫漆家の故小口正二さん=諏訪市名誉市民=を会長に発足。80年代は諏訪市の旧まるみつ百貨店で長野会展を毎年開催し、南信日日新聞社(現長野日報社)が第1回から共催してきた。来賓祝辞で長野日報社の佐久秀幸社長は「芸術の高さが地域の文化度を高めている。これからも芸術文化の発展を願っている」と述べた。

開館時間は午前9時~午後5時(最終日は午後4時まで)。14日は休館。入場無料。会期中は毎日午前11時から会員が作品解説をする。問い合わせは同美術館(電話0263・39・7400)へ。

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