最大の難所「十間廊」越え 前宮4本スムーズに

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難所の十間廊を、メドデコを操作しながら通過する前宮一

難所の十間廊を、メドデコを操作しながら通過する前宮一

諏訪大社御柱祭の上社里曳(び)き初日の3日、前宮境内では4本の御柱が最大の難所「十間廊(じっけんろう)」越えに挑んだ。最初の前宮一がスムーズに坂を登り切ると、その後の柱も順調に曳行(えいこう)。最終の前宮四も多くの氏子に曳かれて午後6時前に通過した。

十間廊は2基の大鳥居をくぐり、最大斜度35度、18段の急坂を上る。直後に庇(ひさし)の間隔が約4.5メートルの十間廊と内御玉殿をすり抜ける。各柱は息を合わせて一気の坂を引き上げ、曳行終了地点の前宮本殿にたどり着いた。

富士見・金沢が担当する前宮一。メドデコは長さ4.4メートルと曳行開始時よりも1メートルほど短いものに付け替えて臨んだ。十間廊と内御玉殿の間は、十間廊側のメドを倒すようにして庇の下をくぐらせ、その後は姿勢を整えて一段と力強く進んだ。

富士見小梃子(てこ)長の名取貞徳さん(49)は「心配していた箇所も しっかり対策を講じてあったので、順調にできた」と満足そう。金沢前メドデコ長の藤森卓也さん(43)は「事前に下見をして計画を練り、本番に備えた。一度も止まることなく、うまくいったと思う。氏子の皆さんの協力に感謝したい」と話していた。

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