「墓地見守り」好評 伊那市社協

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伊那市社会福祉協議会の「墓地見守りサービス」を案内するチラシ

「足が悪く、お墓の掃除が大変になってきた」「お墓が気になるが、なかなか帰省できない」―。墓にまつわるこうした悩みのニーズを受けて、伊那市社会福祉協議会は「墓地見守りサービス」を始め、県内外の高齢者やふるさとから離れて暮らす人々に喜ばれている。市社協が運営する障がい者就労支援事業所の通所者や就労訓練生が手作業で清掃する取り組みは、市のふるさと納税の返礼品にも登録され、申し込みが徐々に増えている。

市社協はニーズを受け、昨年7月にサービスを開始。通所者が作業することで事業所の工賃の向上を図っている。今年度、県から生活困窮者就労訓練事業の認定を受け、うまく仕事に就けない人の就労訓練の機会にもなっている。

ふるさと納税に加わったこともあり、今年5月までに10件の申し込みがあった。うち3件は、東京都や愛知県などの在住者がふるさと納税で利用。ほか7件は通常の利用で、市内の高齢者や長野市など遠方に住む人からだった。市社協によると、春秋の彼岸、盆に合わせて年3回の清掃を頼む人が多いという。

市社協は墓地の面積や状態などに応じて料金を相談。申込者の希望に沿って日程を決め、清掃を行う。作業の前後に墓の状態を撮影し、写真を申込者に送って報告をする。

料金は6平方メートル未満の墓で1回4000円、年3回で1万1500円。12平方メートル未満の料金もあり、それ以上は要相談。生花のお供えは2000円。ふるさと納税は6平方メートル未満、1回で2万円から。

市社協ふれあい相談センターの竹松幸人さんは「障がい者らがやりがいをもって働く機会になっている。サービスを通じて、社協や障がい者の取り組みをより理解してもらえれば」と期待した。

申し込み、問い合わせは同センター(電話0265・72・8186)へ。

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