継続へ応急的改修を 諏訪圏工業メッセ会場

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諏訪地域6市町村の商工会議所、商工会の会頭や商工会長は7日、諏訪市役所に金子ゆかり諏訪広域連合長(諏訪市長)を訪ね、旧東洋バルヴ諏訪工場跡地(同市)の建物や敷地の応急的改修に関する連名の要望書を提出した。諏訪圏工業メッセの会場として継続使用できるよう改修を要請したのに対し、金子連合長は「(他の5市町村の)首長と相談したい」と応じた。

岡谷、諏訪、茅野、下諏訪の4商議所会頭、富士見町、原村の2商工会長の6人がそろって同施設に関する要望を提出するのは初めて。経済界にとって工業メッセは、ものづくりを発信し、地方創生を担う重要な事業と位置付け、足並みをそろえて要望した。

建物は老朽化や耐震化が課題になっている。雨漏り防止に向けた屋根改修、窓ガラス落下防止、耐震補強工事、トイレ整備のほか、雨対策で駐車スペースに砂利を敷くことなどを要望した。

金子連合長は、昨年の工業メッセが雨で駐車場がぬかるんで来場者が苦慮した点について「迷惑をかけたことは心苦しく思っている」とし、「メッセがより魅力的なものになるお手伝いができるよう努力したい」と述べた。

提出した6人を代表して林新一郎岡谷商議所会頭は「建物を建て直してほしいとは言っていない。必要最小限の安全性や利便性を整え、メッセを持続させたい」と話した。

旧東バル跡地全体の活用について市はこれまで、産業振興や技術開発、観光振興の拠点にしたいとの意向を示しているが、具体策は未定。JR上諏訪駅周辺一帯の将来構想を考える有識者会議「駅周辺市街地あり方検討会」で議論が継続している。金子連合長は「どんな機能を持つことがこの地域にとってよいのか検討している。今しばらく時間をいただきたい」と述べた。

商議所会頭、商工会長は同日、阿部守一知事宛てに同じ要望書を提出した。県諏訪合同庁舎で酒井裕子県諏訪地域振興局長に手渡した。

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