患者の食事を安全に 嚥下障害に理解深める

LINEで送る
Pocket

嚥下障害や摂食障害などについて学んだ研修会

県介護支援専門員協会諏訪支部(備前洋子支部長)は16日、研修会を茅野市の諏訪中央病院で開いた。会員約50人が参加し、食べ物を上手に飲み込めない「嚥下障害」や、患者の機能を最大限に引き出して安全に食事をさせる「摂食嚥下ケア」などについて学んだ。

同会は諏訪地方の病院や福祉施設などに勤務する看護師や介護福祉士、社会福祉士、栄養士、歯科衛生士らで組織。会員は約120人。研修会は医療、福祉関連の多職種連携などを目的に開いた。

研修では諏訪中央病院摂食嚥下障害看護認定看護師の丸茂広子さんが講師を務め、「嚥下と食上げ(食事形態の改善)」と題して講義。嚥下障害の要因、流動食から常食へと引き上げる「食上げ」などについて指導した。

「食べるという行為は『目で見て、口を動かし、ごくんと飲み込む』。ただそれだけのことだが、嚥下障害はさまざまな疾患が考えられる」とし、目が悪い場合、口が悪い場合、喉が悪い場合のそれぞれの対処法を説明した。

食上げのポイントについても指導。医者や栄養士、看護師などのチームで関わりをもつことが必要とし、「『食べる』ことは活力につながる」と語り、食上げを諦めないよう呼び掛けていた。

備前支部長は「退院後の患者が自宅療養する際、患者の適切なサポートを行うために多職種の連携が重要になっていくる」と話していた。

おすすめ情報

PAGE TOP