海外公演7月に実現 駒ケ根発のオペラ「おしち」

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駒ケ根市で誕生したオペラ「おしち」が7月、中央アジアのウズベキスタンで上演される。駒ケ根音楽文化協会によって同市で初演されてから今年で21年。国内で公演実績を重ねた駒ケ根発の音楽文化が、いよいよ海を渡る。生みの親ともいえる同協会会長の三澤照男さん=同市赤須東=は「駒ケ根から日本全国へ、さらに世界に発信しようとつくったものなので、それが実現するということはうれしい」と話す。

「八百屋お七」の悲恋の物語をオベラにした「おしち」は、1992年から脚本の構想が始まり、95年に駒ケ根市でピアノ伴奏による初演が行われた。98年には東京・新国立劇場でオーケストラ版の初演が、三澤さんの音楽監督で行われている。作曲・指揮は池辺晋一郎さん、作・演出は星野和彦さん。駒ケ根音楽文化協会が主催で、公演には同市をはじめ県内からアマチュア合唱団員ら約130人が参加し、”江戸町衆”として舞台を作り上げた。

今回は、日本・ウズベキスタン友好親善コンサート(仮称)として、藤原歌劇団のソプラノ歌手、家田紀子さんらがオペラーツアーで訪問し、首都タシケントにあるナボイ劇場で上演する。公演は7月3日の予定。

オペラ「おしち」は分かりやすさや旋律の印象深さなどで、初演当時から高い評価を受けた。三澤さんは「地方でも一流のものができるんだという心意気でつくったものが、私たちの力ではないですが、やってくださる方がいて、今こうして望みがかなう」と感慨深げだ。

ウズベキスタン公演では、駒ケ根公演、東京公演の経験者であれば、舞台に上がるチャンスもあるという。

ツアー参加の問い合わせは駒ケ根音楽文化協会(電話0265・83・8826)へ。

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