カイコの解剖や糸取り体験 岡谷蚕糸博物館

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真剣な表情でカイコの解剖に取り組む児童

岡谷市の岡谷蚕糸博物館は29日、「お蚕さまに学び、未来を考える!」をテーマに、小中学生の親子を対象とした「わくわくふれあいシルクサマーセミナー」を同館で開いた。市内外から親子14組33人が参加。カイコの解剖や糸取り、染色などを体験し、カイコとシルクについてみっちり学んだ。

セミナーは国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構が協力し、カイコの解剖は同機構新特性シルク開発ユニット上席研究員の岡田英二さんが指導。参加した親子は、同機構が用意した2品種の5齢のカイコを使い、虫ピンで体を固定し背中側から皮膚を切り開いて内臓や糸を作り出す絹糸線などを観察した。

なかなか手が進まない児童がいる一方で、怖がる親を尻目に積極的に解剖に取り組む児童もいた。横浜市の小学校3年生、田畑正幸君は、両親と1年生の弟の家族4人で参加。「学校の授業で繭になるまでを経験し、夏休みの自由研究でもっと勉強できれば」と、以前見学したことがあった同館のホームページでセミナーを知り来館した。「解剖は気持ち悪かったけれど、本物に触れて勉強になった。自由研究はばっちり」と笑顔を見せていた。

セミナーではこのほか、同機構の研究員から「昆虫の身を守るしくみ」の話を聞いたり、糸取りと桑の葉を使ったシルクのハンカチの染色体験などが行われた。

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