みんなで「コドモテラス」 岡谷市

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「まなびテラス」で夏休みの宿題に取り組む児童

岡谷市は9日、遊びを通じた学びや食事を提供したり、悩み事の相談を受けたりする「おかやコドモテラス」を同市中央町のイルフプラザ・カルチャーセンターで開いた。市内の小学生や保護者約70人が参加。多くのボランティアの協力で夏休みの宿題や工作に取り組んだり、みんなで昼食を食べたりして、楽しい時間を過ごした。

各地で「子ども食堂」などの動きが広がる中、子どもの居場所づくりに向けたモデル事業として初めて実施した。会場にはさまざまなコーナーが設けられ、参加者はそれぞれ事前に希望した会場へ。「あそびテラス」では、学年に応じて万華鏡や牛乳パックを使った飛行機を作ったり、段ボールを使った空気砲や一円玉を水に浮かせる理科の実験に取り組んだりした。「まなびテラス」では、休み帳や問題集を持ち寄り、元教員から教わった。

昼には夏野菜のカレーライスが提供され、みんなで味わった。4日に実施した「フードドライブ」で寄せられた食材も活用された。

ともに岡谷田中小2年の風間陸君(7)と浅香勇斗君(7)は「休み帳の分からないところや間違っているところを見てもらった」「国語や算数をたくさん勉強できた」と喜んでいた。

初回は高校生2人を含むボランティア16人が協力した。市内で初の子ども食堂を5月から始めた「岡谷で子ども食堂を真剣に考える会」会長の吉田浩さん(43)は「こうした取り組みは貧困対策というイメージが先行し、抵抗感のある人もいるが、あらゆる子ども、大人も含めた居場所として広がっていけばいい」と期待していた。

長期休業に合わせて年4回の開催を計画しているが、次回の開催時期は未定。市子ども課は「この日の取り組みを検証し、次回につなげたい」としている。

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