2018年8月17日付

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人気を集めているNHKのクイズ番組「チコちゃんに叱られる!」ではないが、知っているようで実は知らないことがたくさんある。この夏の猛暑と関連して、小学生だったら一研究のテーマにしたくなることがいくつかあった▼一つはニュースで知ったこと。子どもたちに人気の代表的な昆虫カブトムシは、気温が35度を超えると衰弱して死んでしまうという。夏の昆虫だから暑さに強いと思い込んでしまうが、生物の世界はそんなに単純なものではないらしい。カブトムシの飼育にも”熱中症”対策が必要ということだ▼もう一つは自身の体験というよりも、この夏多くの人が目にしたであろう光景から。猛暑が続いていた7月下旬、岡谷市内の公共施設。樹木豊かな庭と照り返しがきついアスファルト舗装の通路。その通路上のあちこちにミミズが干からびていた▼これまでも道路で干からびているミミズを見ていたが、気にしたことはなかった。今回はさすがに数が多い。見える範囲でざっと20匹以上いた。「なぜ自殺行為になる地上に出てくるのか」疑問に思って調べてみた▼雨水がたまった土中や、太陽光で熱くなった時、皮膚呼吸で体温調節のできないミミズは生きるため必死に地上にはい出てしまう。はい出た先が土の上ならまさに”九死に一生を得る”というわけだ。チコちゃんに「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と言われてしまいそうだ。

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