「伊住」希望者に保育・教育の体験ツアー

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「伊住体験会」に参加し、長谷保育園のリズム室を見学する首都圏の家族ら

伊那市が定期的に開く市内への移住希望者向け「伊住体験会」で24日、都市圏の子育て世代を対象にした保育・教育の体感ツアーがあった。信州と都市部の学校の夏休み期間の差を利用し、移住を検討する都市部の家族に市内で保育・授業参観をしてもらう試み。首都圏からの5組17人が長谷保育園と伊那小学校を訪れ、自然を生かした保育や特色ある学校教育に触れた。

長谷保育園ではクラスやリズム室、園庭を見学。園に隣接する農園での収穫体験や年間行事についても聞き、原春美園長から「意欲を持って自主的に活動する子になってほしい。遊びの中から学ぶ保育を大切にしています」と説明を受けた。伊那小では、動物飼育を見学したり給食を試食したりした。

伊住体験会は市民を交えて行うのが特徴。東春近の赤石商店では「パパママ座談会」として、U・Jターンをして市内で子育てをする女性2人、 地元で暮らし続ける男性と車座になり、保育・教育の話題を中心に情報交換した。

雨のため、予定していた保育園のお散歩コース巡りを中止したほか、 アルプスの眺望もお預けとなったが、参加家族は収穫の多さに満足そう。

「夫婦そろって山好き」という横浜市の会社員宮内遼介さん(34)は、生後7カ月の長男を連れて家族3人で参加し「保育園の建物も庭も広々している。素晴らしい環境と思った」。幼稚園年中の長女と訪れた千葉県松戸市の会社員藤巻裕治さん(41)は、入学に併せて地方移住を考えているといい、「住む場所を決めるに当たっては学校も重視したい。座談会ではいろんな学校の特色を聞けて参考になった」と話していた。

市では「子育てにぴったりのまちということは浸透してきた」とし、「それを体感・実感できる場を増やしていきたい」としている。

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