まちづくり協議会発足へ 諏訪大社本宮周辺

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諏訪大社上社本宮の北参道周辺

諏訪市神宮寺の諏訪大社上社本宮周辺の住民有志らが、まちづくり団体「上社周辺まちづくり協議会」を設置する。住民が暮らしやすい生活環境を整えるのに加え、本宮をはじめ貴重な文化財が残る地域として歴史や景観を生かした活動で魅力を発信する。年内に総会を開き、発足する計画だ。

地域住民から地元の文化財などをもっと知ろうと声が上がったことを機に、昨年7月から会合を随時開いて準備してきた。市都市計画課職員も話し合いに参加し、一緒にアイデアを練っている。現時点で神宮寺の住民ら約20人が参加する予定で、賛助会員などは居住地を問わずに募集する方針だ。

優先して取り組む項目として、本宮北参道入り口に2017年春に整備された大社駐車場(旧ドライブイン跡地)への休憩所付きトイレの設置が挙がっている。観光客らが落ち着いてくつろげる空間を目指す。22年の次回御柱祭までの完成を目標に掲げる。

他に、県や諏訪市、岡谷市、下諏訪町が取り組む諏訪湖周サイクリングロード構想に絡め、本宮周辺までの自転車コースの設定や、良好な景観形成に向けた無電柱化などを想定。屋外で飲食を楽しむ「オープンカフェ」開設といった案も出ている。組織内に運営委員会を置き、具体的な事業を進める。

事業の資金集めでは、趣旨に賛同した人から民間サイトを通じて寄付してもらう「クラウドファンディング」の導入を研究する。

現在の神宮寺区長で協議会の会長に就任する予定の小島実さん(68)は「住民が『住んでいてよかった』と思える地域をつくりたい。受け継がれた文化財は私たちの誇りでもあり、未来を見据えたまちづくりをしたい」と話している。

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