雲上の御柱 開山祭彩る曳行 霧ケ峰薙鎌神社

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霧鐘塔前から曳行される霧ケ峰薙鎌神社の御柱

霧鐘塔前から曳行される霧ケ峰薙鎌神社の御柱

諏訪市郊外の霧ケ峰高原で28日、霧ケ峰薙鎌(なぎがま)神社の御柱祭が開かれた。地元の強清水自治会や諏訪観光協会の関係者ら約120人が参加し、高原に「よいさ」の掛け声を響かせた。この日は霧ケ峰開山祭もあり、観光シーズン到来を御柱の曳(えいこう)行が彩った。

隣の角間新田の住民30人余も参加し、目通り周囲約1メートル、長さ約6メートルのカラマツ1本を曳(ひ)いた。標高1650メートルの蛙原(げえろっぱら)に建つ霧鐘塔(むしょうとう)前を出発し、約1キロ先の神社を目指した。途中の霧ケ峰スキー場ゲレンデでは中腹から”木落し”を行い、人を乗せて滑らかに斜面を下りると歓声が起きた。木やりやラッパが曳行を後押しした。

曳き手の中には観光客の姿も。諏訪市に住む夫の知人の誘いで訪れた山梨県北杜市の八代佳代子さん(45)は御柱祭があることをその場で知り、「曳くことができてラッキー。迫力があって楽しい」。曇り空だったものの、微風で富士山が遠望できた。御柱祭総代で強清水自治会長の小林正勝さんは「天気も良くて最高」と喜んだ。

昨年の霧ケ峰の宿泊者数は3万9000人余。御柱祭前の開山祭で 諏訪観光協会の佐久秀幸会長は「多くの人が集まるよう、霧ケ峰を(観光客らに)知らせたい」と話した。

高原は夏の花のシーズンが本格化する。県霧ケ峰自然保護センターによると、レンゲツツジは踊場湿原で二分咲きで高原全体の見頃は6月中下旬になりそうという。

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