母の味に区切り 駒ケ根「すまいる」来月閉店

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「長い間、お世話になりました」と感謝する飲食店「おふくろのあじ・すまいる」の主婦ら

駒ケ根市と近隣の主婦15人で運営するJR駒ケ根駅前ビル・アルパ2階の飲食店「おふくろのあじ・すまいる」は12月15日の営業を最後に閉店する。60代から最高齢88歳までの主婦らが交代で「母の味」を提供してきたが、テナント契約の更新時期を迎え、「みんなで精いっぱいやった。余力を残して終わりにしたい」と判断した。

同店は2014年に閉店した喫茶店の後を受け、同じフロアにあるカルチャークラブ「ゆあ~ず」の会員が同年秋に営業を始めた。いずれも主婦歴の長い女性で運営。「同じメニューは一日もない」というほどの知恵を絞った豊富な料理が話題を呼び、昼時には客が絶えない人気店に成長した。経営は黒字だった。

テナント契約の更新を前に今後の方針を検討したところ「開店した4年前は市街地の活性化が叫ばれたが、その後、次々に新店舗が増え、街ににぎわいが戻った」「観光客や市民の居場所になる店も増えた」などの声が上がり、「活性化の一翼は担った」として区切りをつける決断をした。

運営に携わる主婦は「仲間の知識が豊富で自分のためにもなった4年間だった」と振り返り、「お客さまに申し訳ない気持ちは残る。来月15日までは張り切って笑顔で営業するので、気軽に出掛けて来てほしい」と呼び掛けた。

同店では今月末まで顧客へのスタンプカードサービスを継続する。使用金額250円につき1スタンプで、20スタンプになると定食引換券がもらえる。スタンプ数に応じたサービスもある。

営業時間は喫茶が午前10時半から。食事が同11時半から。日、月曜日と祝日は定休日。

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