諏訪市のかりんちゃんバス 諏訪実高生が試乗

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利用促進策を考える調査で「かりんちゃんバス」に乗る諏訪実業高の生徒たち=諏訪市神宮寺の諏訪大社上社本宮近く

諏訪市の諏訪実業高校商業科の選択講座でマーケティングを学ぶ3年生17人が6日、同市の循環バス「かりんちゃんバス」に試乗する「フィールドワーク」をした。市との協働で高校生のバス利用促進を図る初の取り組み。生徒は11月に全校対象にバスの利用状況などを聞くアンケートを実施しており、これらの結果を踏まえ、高校生目線のアイデアを近く市側に提案する予定だ。

販売実習など学習成果を発表する「諏実タウン」(10月)の運営に関わった生徒が5月ごろ、催しの宣伝をバス車内でできないか市に相談したのがきっかけ。バスは若い世代の利用者が少ないことが課題で、市職員から高校生に対策を考えてもらおうと打診を受け、地域連携でマーケティングを学ぶ生徒が引き継いで検討することになった。

この日は、昨年10月のかりんちゃんバスの路線見直しで新設された「すわ外周線」のほか、アルピコ交通運行の「有賀・上社統合路線」など3本のバスを乗り継ぎ、JR上諏訪駅から、諏訪大社上社本宮や観光施設「SUWAガラスの里」などを巡った。

生徒によると、大型商業施設などに足を運ぶ交通手段としてバスを使う高校生はいるという。試乗した宮澤美緒さんと柳澤雅美さんは「乗っている人は少ない感じ。お年寄りが多かった」と感想。「下校時間に合わせたり、買い物をする店で降りられるバスが増えれば高校生も利用するのでは」と話した。

生徒対象のアンケートは、利用促進の有効なサービスなど市が考えた設問を交えて全校約500人に実施し、学校側で集計作業をしている。今回の実地調査を加味して市に報告する。市地域戦略・男女共同参画課は「私たちが思い付かないアイデアを出してもらい、利用促進のヒントが見つかれば」と期待した。

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