源湯で地熱発電を 諏訪市など事業化へ調査検討

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ポンプメーカーの小松製作所(諏訪市湖岸通り)と諏訪市、県諏訪地方事務所が官民協働のコンソーシアム(協議会)を発足し、地熱発電の調査事業を検討している。市水道局が管理する温泉源湯「あやめ源湯」(湖岸通り)を活用して事業化できるか可能性を探る。経済産業省の補助事業に申請し、6月中にも概要を正式発表する見通し。

湯量豊富な同市の特長を生かし、再生可能エネルギーの活用を促進する狙い。諏訪湖畔近くにある「あやめ源湯」は湧出温度が100度以上と高温で、現在は熱交換で湯温を下げてから動力で湯を揚げている。

3者は4月に協議会を発足。経産省の「地熱開発理解促進関連事業」の補助金に申請する。

今年度は地熱に関する学習会や先進地視察のほか、あやめ源湯で地熱発電が可能か調査する予定。地熱発電が可能と判断できれば来年の地熱発電を視野に入れる。加熱源のほか、低沸点の媒体を加熱・蒸発させる方式の二つの熱サイクルを活用する「バイナリー発電」を目指す。

地熱発電後の熱水を活用した冬季の融雪や温室ハウス栽培なども検討する。

協議会によると、県内では同補助金を活用して大町市などで地熱発電の調査事業に取り組んでいるという。

事業化を見越し、地熱利用の学習会などに参加するステークホルダー(利害関係者)を募集する。問い合わせは小松製作所(電話0266・52・2740)へ。

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