伊那で来年「ばらサミット」

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バラを生かしたまちづくりに取り組む全国の自治体が集まる「ばら制定都市会議(ばらサミット)」が、2020年に伊那市で開かれる。市は17年に加盟。サミットが市内で開かれるのは初めてで、バラを新たな観光資源として発信していきたい考え。今年度中に市内の関係者でつくる実行委員会を設置し、サミットの開催に向けて準備を進めていく方針だ。

同会議は、バラが“市町村の花”として制定されていたり、バラが広く住民に愛好されたりしている自治体で構成。現在27市町が加盟している。県内では中野市、埴科郡坂城町に次いで伊那市が3市町目になる。

サミットは、バラに関する情報交換や技術交流を通じて知識の向上を図り、花と緑にあふれる潤いのあるまちづくりにつなげる目的で、1992年度から毎年、加盟自治体の持ち回りで開いている。伊那市の開催で29回目になる。

同市高遠町では2007年に「しんわの丘ローズガーデン」がオープン。中央アルプスを一望する高台には約220種・1800本のバラが植わり、毎年多くの愛好者が訪れる。また、同市の中心市街地では地域住民がバラの鉢植えの「里親」になって通りを彩る活動を積極的に行っており、毎年イベントも実施している。

こうした取り組みを通じて伊那市が“バラのまち”として知られるようになる中で、同じ県内の中野市から同会議に加わるよう誘いを受けたことがきっかけで加盟を申請。17年5月に横浜市で開かれた第26回サミットで承認され、サミット誘致についても意欲を示していた。

市はサミットの開催に向けて12月補正予算で「バラ制定都市会議実行委員会」への負担金として180万円余を計上。実行委の具体的な構成は未定だが、事務局を市観光課に置き、準備を進めることにしている。

同課は「桜に加え、バラを新たな観光資源として全国に発信していきたい」と期待している。

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