雌雄一対「阿吽の舞」 伊那・羽広獅子舞

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仲仙寺本堂で行われた、雌雄一対の獅子による舞い合わせ

伊那市西箕輪羽広に伝わる「羽広獅子舞」(市指定無形民俗文化財)が13日、地元の仲仙寺本堂で奉納された。地域住民でつくる羽広獅子舞保存会が、雌雄一対の獅子による一連の舞い合わせ「阿吽の舞」を厳かに披露し、五穀豊穣や地域の安寧を祈願した。

1613年に同寺の再興を祝って舞われたのが起源とされ、小正月の伝統行事として400年以上受け継がれている。

剣を手に悪魔を払う「剣の舞」や御幣と錫杖で豊作を願う「豊穣の舞」など5種類の舞を披露。笛や太鼓によるおはやしに合わせ、雄は勇壮に、雌は優雅に舞い上げた。次々に繰り広げられる息の合った舞に、大勢の参拝者たちが夢中で見入っていた。

保存会メンバーは6日から連日、稽古に励んできた。平松晃会長(56)は「平成最後の舞い合わせで緊張したが、きれいな舞を奉納できた。途絶えさせることなく、伝え続けていきたい」と話した。

仲仙寺での奉納後、雄と雌とが地区の南北に分かれて各戸を巡回し、厄払いした。

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