介護支援ボラ高齢者にポイント付与 伊那市

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伊那市は2019年度、65歳以上の高齢者を対象にした「介護支援ボランティアポイント事業」を始める。市内の介護施設などでボランティア活動を行うと買い物に使えるポイントや商品券などと交換できる仕組み。住民主体の支え合い活動の担い手の育成・確保を図るとともに、高齢者の社会参加による生きがいづくりや介護予防にもつなげる狙いがある。19年度一般会計当初予算案に事業費276万円を計上した。

要支援1、2など介護の必要性が低い高齢者向けのサービスが介護保険から切り離され、市町村の「介護予防・日常生活支援総合事業(総合事業)」に移行されたことに伴う取り組みの一環で導入。市高齢者福祉課によると、県内では北佐久郡御代田町が同様の制度を導入しているほか、長野市が導入に向けて検討しているという。

計画では、事業は市社会福祉協議会に委託。ボランティア登録するとポイントカードが交付され、ボランティアを必要としている介護施設などの情報が提供される。清掃、洗濯、配膳、レクリエーション、利用者の話し相手などの活動を想定。おおむね1時間のボランティア活動に対し、スタンプ1個(1日2個まで)が付与される。

スタンプは1個100ポイントとして換算。年5000円相当を上限に(1)加盟店で買い物に使えるいーなちゃんカードのポイント (2)たかとおカードおつかいくん商品券 (3)景品(障がい者の事業所の製品など) (4)赤い羽根共同募金や社協への寄付―の四つの中から選択し交換できる。

同課は「ボランティアのきっかけづくりと継続への意欲向上を図り、元気な高齢者が支え手となって支援が必要な高齢者を支える体制づくりを目指す」と説明。「ボランティア活動を通じて高齢者自身の生きがいづくりや介護予防にもつなげるとともに、人手の必要な事業所を支援する」としている。

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