米ローンコレクションに収録 写真家下宮さん

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写真集「PPAローンコレクション」に作品が収録された下宮さん

米国のPPAアメリカプロ写真家協会が世界の優れた写真を収録する写真集「PPAローンコレクション」に、駒ケ根市中沢の写真家下宮伸一さん(46)の作品が選ばれた。下宮さんは「自分以外の作品がすご過ぎて圧倒された」と本音を漏らしながら「採用は光栄。世界の舞台で勝負できる写真家を目指し、今後も精進したい」と意気込んだ。

下宮さんは世界約30カ国の写真家が参戦する国際コンテスト「ワールド・フォトグラフィック・カップ」で、日本代表の写真家に3年連続して選ばれた実力の持ち主。今回採用されたのは2017年の同コンテストに出品した作品「The miracle」(ザ・ミラクル)で、ハート型の地面を残したヒマワリ畑で男女が見詰め合う場面を捉えた。2018度の写真集に載った唯一の日本人写真家による作品になった。

同作品は結婚を控えたカップルと下宮さんの3人が、種をまいてヒマワリを育てるところから開始。花が咲いた8月に撮影しようとしたところ夕立が始まり、機転を利かせた下宮さんがレンズに特殊なフィルターを付け、カップルの背後で一瞬空を裂いた稲光を見事に写し込んだ。

写真集には作品約360点を収録。中には複数枚を1枚に合成した写真や専用のソフトで色彩などを加工した作品もあるが、下宮さんは無加工の「一発撮り」にこだわる。

下宮さんは「作品が写真集に収められたことで、駒ケ根で撮影した身近な日常が世界に発信され歴史にも残る。今後も人の日常を作品化して世界に発信したい」と望む。さらに「今後も国際的なコンテストへの出品を続け、いつかは金メダルを取りたい。世界に認められた技術や完成度を持ってお客さんに接し、喜んでもらいたい」と話した。

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