上伊那の1年生に郷土食 五平餅給食10周年

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「鈴平」とJA上伊那から贈られた五平餅を頬張る伊那小の1年生

郷土食に親しんでもらおうと、上伊那地方の32小学校で、1年生の給食に地元産の米で作った五平餅が登場している。五平餅を製造販売する「鈴平」(伊那市西春近)とJA上伊那が、入学祝いに無料提供しており、今年で10年目。30日は、同市伊那小の1年生102人が「甘くておいしい」と頬張った。

米の地産地消と郷土食伝承の願いを込めた取り組み。1年智組では、白鳥孝市長と同JAの御子柴茂樹組合長らが訪れ、「上伊那地区の伝統の食。田植えが終わると五平餅を作り、食べてお祝いした」などと紹介した。

つぶしたご飯を串焼きにした五平餅は1人1本ずつ配られ、同社特製のごまを混ぜたみそだれをたっぷり塗って味わった。北村優珠(ゆず)さん(6)は「もちもちしていて好き。また給食で食べたい」と笑顔だった。

10年の節目を迎え、同社の鈴木良則会長(83)は「子どものうちから地元の食文化に触れてほしいとの思いで始まった。心に残ったらいい」と願っていた。

原料の米は同JAが提供。取り組みは2010年度から始まり、今年度までの米の使用量は計760キロ、対象の児童は1万3800人に上る。今年度は6月下旬まで、希望のあった上伊那地方8市町村の小学校で提供する。

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