下諏訪の「北欧音楽祭」継続決まる 実行委

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今年度以降の運営を話し合った北欧音楽祭すわ実行委員会

諏訪地方ゆかりの世界的指揮者、渡邉暁雄さん(1919~90年)を顕彰する下諏訪町の北欧音楽祭すわの実行委員会は3日、下諏訪総合文化センターで開いた。武井勇二実行委員長(81)から運営委員会の高齢化により来年度以降の運営が困難になったとして「今年度で終えたい」と提案があったが話し合いの結果、継続することになった。

音楽祭は渡邉さんが提唱した「生活の中に音楽を」をメインテーマに毎年開き、昨年度は20周年を迎えた。運営を担う武井委員長をはじめとする委員の高齢化に加え、担い手不足のため来年4月での解散を申し出た。

会議の冒頭で武井委員長は「昨年度20周年を迎えて役割を終え、高齢化で今後は無理なので今年度で終止したい。心苦しいが20年の実績を認めていただき、終止をお諮りしたい」と提案した。

これに対し渡邉さんの長男の渡邉康雄名誉会長は「せっかく21年間続いてきた文化事業を継続していただけないか」と強調。出席者から「やめるのは簡単。継続するなら協力する」と意見が出て、継続が決まった。

武井委員長は取材に「名誉会長の意見を振り切ってまでやめるわけにはいかないので、現場の責任者として年内に適任者を見つけて続けていく。時代の変化に合った若い発想で運営してもらう」と話した。

音楽祭は今年度、10月12~14日に文化センターで開き、諏訪交響楽団渡邉暁雄記念演奏会や渡邉名誉会長の講演会「父渡邉暁雄のこと」、生誕100周年を迎えた渡邉暁雄さんの資料の展示などを行う。

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