「小鳥の森」50周年でバードフェス 岡谷

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手作りの展示などで野鳥の世界を紹介している「バードフェスティバル諏訪」

岡谷市郊外の塩嶺御野立公園一帯が県の「小鳥の森」に指定されて50周年の節目を記念したイベント「バードフェスティバル諏訪」(日本野鳥の会諏訪支部主催)が7日、小鳥の森の拠点施設・塩嶺閣で始まった。「人と鳥の共生」をテーマに、野鳥の写真や研究成果の展示、講座、工作教室などを展開。多彩な催しで野鳥の魅力を紹介している。9日まで。

塩嶺閣では、信州の山岳風景を再現したジオラマにライチョウやクマタカ、ミソサザイなどの剥製を並べた。昨季まで諏訪湖に飛来していたオオワシ「グル」の軌跡を紹介したほか、諏訪地方でも繁殖が確認されたジョウビタキ、放置されたテグスや鉛が野鳥に及ぼす被害など、長年にわたり会員が調査研究してきた成果も発表している。鳥類の祖先とされる恐竜の化石の展示、光を受けて輝く鳥の羽を顕微鏡で見るコーナーもある。

開会式典で林正敏支部長(75)は「鳥は持続可能な未来に向かう先導者。塩嶺小鳥の森の環境が良いかたちで未来につながるよう願う」とあいさつ。下諏訪町高木で衰弱した状態で保護され、林支部長が約3カ月間養育してきたトビ1羽を放鳥した。

友人と訪れて展示を見学した諏訪市の酒井早苗さん(59)は「グルの実物大の型紙を見て、こんなに大きかったんだと驚いた。いろいろと趣向を凝らした展示で楽しめた」と話していた。

8日は鳥笛工作や野鳥写真講座などを行う。9日は林支部長とフリーアナウンサー小林節子さんの「オオワシを語る」と題した対談がある。開場時間は午前9時~午後5時(最終日は午後4時まで)。

問い合わせは塩嶺閣(電話0266・22・3724)へ。

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