特別企画展「炎の力」 岡谷美術考古館

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火の美しさを表現した芸術作品や火を利用して作られた焼き物などを展示する岡谷美術考古館特別企画展「炎の力」

岡谷市の岡谷美術考古館は20日から、特別企画展「炎の力―恵みと脅威の表現」を同館で開く。火を利用して制作された器や鋳金、火の魅力を描いた絵画など、炎の力なくして作れない作品計30点を展示。同館は「炎の力によっていろんな芸術表現ができる、と感じてもらえれば」と話している。8月16日まで。

古くから人の生活に密着していた炎を「考古的」「芸術的」の視点で味わってもらおうと開く。同市内から出土した歴史的な土器や、諏訪地域にゆかりのある画家、工芸家の作品を展示する。

同市川岸に工房「和泉ブロンズ」を構える鋳金工芸家、和泉湧清さんと長男の清さん、次男の湧三さん親子3人の鋳造作品6点を紹介。いずれも、1200度ほどの高温で熱し、融解した金属を金型に流し入れて作るという。固まった金属にさらに熱を加え、わらやすすなどを用いて表面加工することで、黒や赤茶色などのまだら模様が表れるという。

火を利用して作られた焼き物として、縄文―平安時代の土器、陶器計10点を、年代ごとに紹介。同市出身の日本画家、花岡哲象による、燃え盛る炎や火花を描いた絵画作品もある。岡谷美術考古館は「炎の力で起きる化学反応を利用し、ここまでいろんな物ができる。多用な表現を感じてほしい」としている。

午前10時~午後7時。入館料は一般500円、小中学生250円。水曜日休館。問い合わせは岡谷美術考古館(電話0266・22・5854)へ。

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