「育ちの森」で心豊かに 辰野南小が自然体験

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縦割り班で協力してモミジの苗木を植える辰野南小児童

辰野町の辰野南小学校(竹田正樹校長)は26日、恒例の自然体験学習「育ちの森」を同町北大出の学校林などで行った。全校参加で植樹や育林に取り組み、地元の自然に親しむ独自企画。児童111人がボランティアらの手ほどきを受け、半日かけて広葉樹の苗木の植え付けや下草刈りといった作業に励んだ。

自然愛護の心を育むとともに、地域の大人に学ぶ機会を通じて世代間交流も深めよう―と20年前から続ける学習。毎年春と秋の2回、植樹のほか野鳥の巣箱掛けも行い、多種の木々や生き物が共生する豊かな環境整備を図っている。

児童は事前学習を経て「ただ作業するのではなく、森に心のふるさとをつくろう」と思いを一つにして活動。学年縦割りの10班に分かれ、スコップで土を掘ってモミジとハナモモの苗木計45本を植え、丁寧に水やりをした。これまでに植えたクヌギなどの周囲で草刈りにも汗を流した。

作業には県や町、上伊那と北大出の森林組合関係者、保護者らが協力。苗木がしっかりと根付くように植え方を指導した。長年活動を支える学校支援ボランティア・中村辰男(北大出)さんから「木曽五木」(ヒノキ、サワラ、アスナロ、コウヤマキ、ネズコ)の苗木の寄贈を受け、代表児童が植樹した。

6年の女子児童は「みんなで役割分担して、上手に植えることができた。木を植えるのは貴重な体験で楽しい。将来もっと自然豊かな森になればいいと思う」と話していた。

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