月探査や宇宙産業語る JAXA五味さん

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月の探査などについて話すJAXA理事補佐の五味さん

茅野市宮川出身で宇宙航空研究開発機構(JAXA)理事補佐の五味淳さん(62)=東京都=が29日、これからの月探査計画や宇宙産業について同市中央公民館で講演した。同公民館の茅野市を学ぶ「茅野学講座」の一環。約200人が聴講した。

五味さんは「JAXAの月・火星探査計画とはやぶさ2ミッション状況」と題して話した。月の探査を中心に展開。「月はいずれ観光地になるのではないかと言われている」と前置きした上で、米国提唱の月周回有人ステーション「ゲートウェイ計画」を紹介し、JAXAではこの計画で環境制御・生命維持系の分野を担当したいとした。

月の探査では燃料にもなり得る水が見つかるかがポイントと指摘。月の南極に水があると推定される一方、南極は山岳地帯でピンポイントで探査機が着陸する技術が求められるとした。月のほか、国内外の火星の探査計画にも触れ、日本の宇宙産業とJAXAとの関わりも話して、JAXAと民間企業と連携しての取り組みも案内した。

講演後の質疑で小学生から「地球以外に生物がいたらだれが研究するのか」と質問もあった。これに対し五味さんは「まず生命がいるかいないか調査しなければ」とにこやかに応じた。希望する参加者が宇宙食も味わった。

五味さんは前日の28日には母校の長峰中学校でも講演をした。

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