リンゴ収穫楽しみ 農園でオーナー木選び

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伊那市のリンゴ農園で木札を取り付けるオーナー家族

伊那市・南箕輪村と宮田村で28日、リンゴオーナー園の園開きや契約会があった。生産者と都市部などの消費者との交流を主目的に、JA上伊那と行政が連携して毎年開いており、ともに長い歴史がある。事前申し込みをした大勢の人たちが来訪し、オーナーになるリンゴの木を選び、農園主や地域住民らと「顔の見える」交流をした。

伊那市・南箕輪村の中部地区の農園では「園開き」が行われた。このうち、同市西箕輪羽広の重盛正さん(70)の第1農園には県内外から100軒以上が契約に訪れ、230本にオーナーが付いた。

「凍霜害の影響を受けた仲間もいるが、このほ場はそれほどでなかった。長い梅雨で玉伸びはよく、秋の陽気に恵まれれば、おいしいリンゴができる」と重盛さん。茅野市のオーナー家族は「子どもが収穫しやすいように」と比較的低い木を選び、名前を書いた木札を取り付けていた。

宮田村の「宮田リンゴオーナー契約会」では、メイン会場のふれあい広場に150軒のオーナーが集まった。歓迎セレモニーの後、16カ所の農園にそれぞれ移動。計300本のオーナーが決まった。

愛知県瀬戸市の加藤由美さんは「宮田村で10年以上オーナーをしています。毎年山のように収穫し、親せきや知人などにも配って喜ばれています」。木札には真っ赤な実とおひさまを描き、秋の豊かな実りへ願いを込めた。

広場では地元の農産物や特産品、飲食物を販売。野菜の収穫体験などもあり、終日にぎわった。

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