下諏訪町が「こども未来基金」 住民寄付も募り地域ぐるみ

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下諏訪町は2016年度、次代を担う子どもたちの教育に役立てる「こども未来基金」を創設する。町内の中学生を対象に新たに行う国際交流事業「ニュージーランド派遣研修」に合わせて設ける。基金には町が資金拠出するほか、「地域みんなの力で子どもを育てる意識を広げていきたい」と、賛同する住民や企業などからの寄付を募る。

研修事業は若い世代の国際交流や理解を深める狙い。計画だと、下諏訪中と下諏訪社中の町内2校の中学2年生から希望を募り、計10人を派遣する。期間は10日間ほどで、ホームステイして現地の学校に通うなどし、国際感覚を身に付ける。1人当たりの費用は40万円を想定し、町負担と個人負担が半額ずつとする。

基金は参加生徒のうち、家庭が経済的に厳しい生徒に対して、個人負担分に相当する20万円を上限に貸与する。町では基金用として約200万円を一般会計当初予算案に盛った。条例設置案と合わせて町議会3月定例会に提出し、可決後、一般からの基金への寄付を呼び掛ける。

町は将来的にはニュージーランド研修に限らず、教育の機会均等全般への活用を検討するなど、子どもの貧困対策として発展させたい考え。

青木悟町長は「寄付は1口を少額にして、広く住民から善意を寄せてもらえるようにしたい。地域全体で取り組む形を目指す」と話している。

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