岡谷市松くい虫被害4例目 監視体制を強化へ

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岡谷市は5日、同市内山の市有地にある枯れたアカマツからマツノザイセンチュウが検出され、松くい虫被害が確認されたと発表した。市内では昨年7月、諏訪地方で初となる松くい虫被害が確認されて以来4例目。現場周辺では約1キロの範囲で3例目の被害となる。市は一帯を巡視の強化地域に位置付けて監視体制を強化していく。

被害木は旧岡谷塩嶺病院敷地内(標高920メートル付近)で確認。これまでのように山林内ではないが、昨年7月に初めて被害が確認された場所から南東に約400メートル、今年6月に2例目となる被害が確認された場所から北西に約500メートルに位置する。

市農林水産課によると、7月23日に市職員が敷地内で枯れたアカマツを発見。検体を採取して鑑定を依頼したところ、県諏訪地域振興局による1次鑑定、県林業総合センターでの2次鑑定ともマツノザイセンチュウが検出された。市は30日に被害木を伐採。鑑定結果を受けた今月2日には薫蒸処理を行った。

周辺の被害との関連は不明だが、昨年中に感染したアカマツが年を越して枯れた可能性もあるとみている。

市は7日に被害木の半径100メートルにあるアカマツの「ヤニ打ち調査」、半径2キロの範囲で目視調査を実施する予定だ。

同課は被害拡大への危機感を強めており、「やれることは限られているが、きちっと対応していくしかない」としている。今回、山林以外の場所で被害が確認されたことから「住宅地にも目を向けないといけない。枯れた松があれば市に連絡してほしい」と監視の協力を呼び掛けている。

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