花フェスタ展示地域材住宅 みはらしファームへ

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伊那市は、第36回全国都市緑化信州フェア「信州花フェスタ2019」で展示された地域産材を使った木造住宅を譲り受け、同市西箕輪の農業公園みはらしファームへ設置する。地域産材の活用をPRする狙い。市は建物の移設工事費1100万円余を盛った2019年度一般会計補正予算案を市議会9月定例会に提出し、今年度中の移設を予定している。

信州花フェスタは4月25日から6月16日まで、県松本平広域公園(松本市・塩尻市)を主会場に開かれた。建物は県産材の魅力 に触れたり、信州での暮ら しを感じたりしてもらう 目的で「信州リビングガーデン」と銘打って県内の工務 店などが出展した木造建物 3 棟のうちの1棟で 、都築木材(伊那市)などのグル ープ「伊那谷 住まいるの家」が建設した「暮しを楽しむアカマツの家」。

同社によると、「―アカマツの家」は木造平屋建てで、床面積は約43平方メートル。土台や柱、梁桁などの主要構造材や外壁、床や壁などの内装に地域産材のアカマツやヒノキ、スギなどをふんだんに使って仕上げた。コンパクト住宅や二地域居住者向けのセカンドハウスのような使い方を提案している。

建物はフェスタ終了後、希望者に譲渡されることになっていたため、市は地域産材の“モデル住宅”として展示し、利用促進につなげようと譲り受けることにした。移設後はみはらしファームを発着点としたマウンテンバイクコースの事務所として利用する計画という。

同社は「地域の木材を利用し地元の工務店を使って木造住宅を建ててもらえれば」と期待していた。

市は今年度中の移設を目指し、補正予算案の議会議決を得て建物の移設工事に着手する方針で、事務所として使えるようミニキッチンを整備する予定。緑化のために建物の屋根に植えられた芝生は取り除くという。

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