タクガールに会いに行こう! 諏訪で初開催

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車座になって現役や経験者の女性ドライバー(左の3人)からタクシー運転手としてのやりがいなどについて話を聞く参加者=諏訪市石彫公園

県は4日、男性が多いタクシー運転手の仕事について女性に理解を深めてもらう催し「タクガールに会いに行こう!」を諏訪市内で開いた。働き手不足の中、女性の就労を促進する職域拡大事業の一環で、諏訪地域では初めて計画した。子育て中の母親を中心に圏域から16人が参加し、現役や経験者の女性ドライバー(タクガール)3人から仕事のやりがいなどについて聞いた。

女性の職域拡大イベントはこれまでに建設関連やバス運転手をテーマに実施した。タクシー運転手は9月下旬から10月中旬にかけて諏訪地域を含む県内3カ所で計画している。

参加者は諏訪市中洲の諏訪地区タクシー事業協同組合事務所でタクシー業界の説明を聞き、女性ドライバーらが運転するタクシーに乗って同市石彫公園に移動。ビニールシートを敷いてドライバーと一緒に車座になり、昼食を味わいながら懇談した。

運転歴7~20年ほどの女性ドライバーは運転手になってよかった点について「『優しく運転してもらえてうれしかった』と乗客から言ってもらえた」「労働時間の融通が利くこと」などを挙げた。「職場がアットホームで保育園のお迎えをサポートしてもらえた」との声も上がった。

小学生の子どもを持つ岡谷市の女性(40)は「働く時間の融通がつけられるのがいい。女性でも働けそうだと感じた」と前向きに捉えた。

県タクシー協会のまとめだと、8月末現在で県内のタクシー運転手3300人のうち、女性は5・3%に当たる174人で増加傾向にあるという。同協会諏訪上伊那支部の網野徳和支部長によると、最近は高齢者が医療機関の通院に利用するため午前中の需要が目立つという。網野支部長は「午前中に働いて帰宅すれば、午後にはお子さんの保育園のお迎えができる。そういったことも啓発したい」と話した。

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