台風19号 上伊那地方観光影響 復旧へ汗

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イルミネーションフェスティバル出展作の「光のトンネル」の復旧作業に取り組む実行委員ら=13日朝

台風19号の影響により、上伊那地方では週末の催しが軒並み中止となり、宿泊施設でも宿泊予約のキャンセルが相次ぐなど、観光面にも影を落とした。台風一過となった13日、上伊那有数の観光地・大芝高原では、観光施設の早期復旧を目指して懸命に汗を流す関係者らの姿が見られた。

大芝高原では、県内屈指の光の祭典「イルミネーションフェスティバル」が26日まで開かれている。強風の影響で、電飾作品の目玉の一つ、長さ約120メートルの「光のトンネル」は、骨組みの大部分が破損した。12日を休止した実行委員会は、13日夜の再開を目指し、朝から復旧作業に取り組んだ。トンネルは長さ約40メートルへと短縮を余儀なくされたものの、高原内の電飾作品は、台風前の状態にほぼ回復。小松豊実行委員長は「トンネルは残念だが、何とか13日再開に間に合わせることができた。26日までの会期中は好天が続き、多くの人に足を運んでもらえれば」と期待を込めた。

大芝高原内の各施設では、強風の影響が色濃く出た。入浴施設「大芝の湯」の露天風呂内の照明施設やフェンスは、倒木により破損。大芝屋内運動場のシャッター1枚にゆがみが出て、ガラス1枚が割れた。一方、大芝荘では、「(12日は)宿泊予約の7割がキャンセルになった」など、営業面で痛手を負った。道の駅「大芝高原」の駅長を務める唐澤良平・大芝荘支配人は「施設の補修費や予約キャンセルなど、台風による損害は大きい。それでも人的被害がなかっただけ、良しとしないと」と前を向いた。

また、中央アルプス駒ケ岳ロープウェイは13日に、運行を再開した。

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