地下歩道にホタル舞う 高校生が壁面に絵画

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通学時に地下歩道を利用する小学生が楽しい気分になれるよう絵画の制作に励むつくば開成学園高の2年生

通信制・単位制普通科高校のつくば開成学園高校(辰野町、戸田昇校長)2年生有志は、通学時に地下歩道を通る小学生が怖い思いをしないように―と、学校近くの国道153号宮木泉水交差点の地下歩道の壁面に絵画を制作した。「蛍の町」に沿ったホタルが舞う姿をデザイン。26日には文化祭「第3回つくば祭」も開くとあって、生徒たちは多くの来校とともに「小学生だけでなく、多くの皆さんに絵を見てほしい」と呼び掛けている。

絵画制作は、今年4月に辰野西小学校に入学し、同地下歩道を通る新入生から「地下歩道が暗くて怖い」「地下歩道に絵があればうれしい」などの声がきっかけ。町教育委員会は昨年、同町羽場の民間企業のシャッターに絵を描いた同高校生徒の実績を見込んで、再度絵画の制作を依頼。高校側も快く引き受け生徒に呼び掛けたところ、2年生6人が手を挙げ、9月中旬ごろから制作に入った。

図案は、地下歩道を利用する小学生約50人から公募。40点ほどの応募作品から人気の高い上位5点を生徒に託した。生徒らは、引き受けた作品を参考に「月夜の水辺の草原で光を放つホタル」を、縦約2メートル、横約6メートルに描いた。

壁画は17日現在、ほぼ完成の状態で、26日の文化祭が一般へのお披露目になる。

制作を中心になって進めた有賀彩音さん(17)=南箕輪村=、竹村ひとみさん(17)=箕輪町=、武田隼尭さん(16)=下諏訪町=はいずれも「責任重大と感じた」「小学生の発想はすごい」などと実感。小学生たちには「地下歩道を喜んで通ってもらえるようになれば」と口をそろえている。

生徒らは今後、ホタルが描かれた壁面の反対側にも「親しみやすく、かわいい」を理由に、イルカを題材とした絵を描く計画で、同作品完成後に披露の式典を行うという。

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