スワンバスから撤退 アルピコ交通

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アルピコ交通が運行から撤退することになったスワンバス外回り線

アルピコ交通(松本市)が、岡谷市、諏訪市、下諏訪町の諏訪湖周を運行する「スワンバス」外回り線(湖周を時計回りに循環)の運行から撤退することが8日、分かった。同日の諏訪市地域公共交通協議会で同社は、運転者不足のためこれ以上の事業継続は困難と説明した。同社が12月27日まで運行し、翌28日から諏訪交通(諏訪市)に移管する予定。運行便数やダイヤなどの変更はない。

スワンバスは住民の移動手段確保や観光客の利便性向上などの目的で2003年に外回り、内回りの2路線で運行開始。3市町の共同事業で運行事業者に経費の一部を補助している。

8日の会合でアルピコ交通茅野営業所の勝野英樹所長は「運転手不足が悩み。ドライバーの健康管理や労働時間は相当厳しい。スワンバス運行をこれ以上続けることは難しいと判断した」と述べ、理解を求めた。運転手の乗務時間などについて国の監督が強化されたことも背景にあるという。協議会委員から異論は出ず、同意された。

事業を引き継ぐ諏訪交通は現在、諏訪市の循環バス「かりんちゃん子バス大和・四賀線」などを運行している実績がある。スワンバス運行に当たり、専任運転手4人と予備の運転手8人の体制で対応する計画という。

内回り線はジェイアールバス関東が引き続き運行する。

諏訪市によると、スワンバスの18年度の乗客者数は外回り線3万4403人(1便当たり13・5人)、内回り線4万8756人(同19・1人)の計8万3159人で、合計では前年度比1047人減だった。

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