高校生が描く原爆 すわっチャオで絵画展

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広島の高校生が被爆時の光景を描いた絵を手に、来場を呼び掛ける実行委員会のメンバー

核兵器のない平和な世界を目指そうと、「広島の高校生が描いた原爆の絵画展」が20日から、諏訪市の駅前交流テラスすわっチャオで開かれる。広島の高校生が被爆体験証言者から話を聞いて被爆時の光景を描いた絵画の複製パネル63点を飾る。核兵器廃絶を願う諏訪地方の個人や団体の代表者約20人でつくる実行委員会が主催し、県内では初めて開く。22日まで。

被爆して顔の皮膚がただれ「私の顔どうなっている」と泣きながら友人に聞く女の子、被爆死した多くの遺体が浮かぶ川など原爆の惨状が生々しく描かれている。複製パネルはA2判で、作者の高校生と証言者のコメントを付けて並べる。被爆者が高齢化する中、後世に悲惨な体験を語り継ごうと、広島平和記念資料館が2007年度から広島市立基町高校創造表現コースの生徒と始めた取り組み。生徒は証言者と何度も打ち合わせを重ねて制作し、これまで137点の絵が完成している。

日本郵船の船乗りとして父親が広島で二次被爆している後藤茂実行委員長(78)=諏訪市湯の脇=は「原爆の怖さを1人でも多くの人に知ってもらいたい。高校生にはぜひ見てもらいたい」と呼び掛けている。

入場無料。21日午前10時からは諏訪合唱団などが歌を披露する。問い合わせは宮坂茂雄副実行委員長(電話0266・52・0869)へ。

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