諏訪地方の特急あずさ停車増加 来年3月改正

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岡谷、下諏訪、富士見の各駅で停車本数の一部復活が決まったJR中央東線の特急「あずさ」=13日午後5時48分、JR上諏訪駅

JR東日本は13日、来年3月14日に実施するダイヤ改正の概要を発表した。今年春の改正で停車駅が大幅に減った中央東線の特急「あずさ」は、下諏訪と富士見で停車本数を上下計5本ずつ、岡谷で上り1本増やす。今春の改正を巡っては沿線地域からの強い反発があり、同社は来春の改正について「地域の要望や利用状況を踏まえた」と説明。諏訪地方の首長などからは停車本数の増加を歓迎するとともに、地域活性化に向けた一層の連携を望む声が聞かれた。

あずさの定期列車は上下合わせて36本。下諏訪と富士見では停車本数が今春に上下計12本減(下諏訪)、7本減(富士見)の4本ずつとなったが、今回の改正でそれぞれ上り3本、下り2本増加。両駅の停車本数は上下計9本となる。岡谷を含めて停車本数が増える時間帯は朝・夕が中心で、同社長野支社は「出張の利用者が多い時間帯の停車を増やした」としている。

今年春の改正では、下諏訪の12本減を最大に諏訪地方の4駅で計25本の停車が減り、地域から反発の声が上がった。同支社は「地域の思いをしっかり受け止め、この間、地元自治体との話し合いを続けてきた」と説明。その上で「利用状況を踏まえて、需要がある時間帯の停車を増やす改正に至った」とした。

ただ、今回の改正で停車が増えるのは同地方3駅の計11本のみ。今後について同支社は「改正後の利用状況やお客さまの声を受けて検討していく」とし、停車本数確保のためにも「地元住民や観光客の利用者を増やす必要があり、地元自治体と一緒になって取り組みたい」と強調した。

平均所要時間(松本―新宿間)は改正で上下ともに1分増加し、上りが2時間38分、下りが2時間39分となる。JR飯田線との接続については来春のダイヤ改正に合わせて「利便性が高まるように調整中」とした。

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