セイコーエプソン社長に小川恭範氏

LINEで送る
Pocket

社長就任が決まり碓井社長と握手する小川常務(右)

セイコーエプソン(諏訪市)は1月31日、取締役会を開き、4月1日付で碓井稔社長(64)が代表権の無い会長に退き、小川恭範取締役常務執行役員(57)が社長に昇格する人事を決めた。同社でプロジェクター事業からの社長就任は初めて。

同社は今年度、長期ビジョン第2期中期経営計画の初年度に当たる。厳しい経済状況の中で他社との協業・オープンイノベーションを推進し改革に向けた事業基盤強化を図っている。こうした中、新体制で中長期的な企業価値向上を実現するのが狙い。

小川氏は愛知県名古屋市出身。プロジェクター事業を推進し、1994年にパソコンと連動させたビジネスプロジェクターを商品化。「パワーポイント」ソフトを中心とするプロジェクター市場の開拓に貢献した。現在は技術開発本部長として、技術開発全般を統轄。他社との提携による協業・オープンイノベーションの陣頭指揮も執っている。

東京都内で会見した小川氏は「楽しく仕事をしよう」がモットーといい、「健全な危機感を常に持ち社員一人ひとりが楽しく、やりがいをもって働き、多くの知恵が結集できる活気あふれる会社に」と抱負を述べた。

碓井社長は取締役会の議長を続け社外の渉外活動に軸足を置く。社長の在任期間は歴代で最も長く3月末で11年9カ月となる。

また、会長職は2012年6月に花岡清二氏が退任してから空席だったが7年10カ月ぶりの復活となる。

おすすめ情報

PAGE TOP