障がいのある人と家族の減災 茅野で学習会

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試食を通して避難時の食事などについて考えた学習会

障がいのある人と家族の減災を考える学習会(同実行委員会主催)は24日、茅野市のゆいわーく茅野で開いた。障がいのある家族がいる人ら約50人が参加し、障がいを持つ人ら災害弱者の避難の基礎や被災時の食事について学び、命を守るためにどうあるべきかを考えた。

前半は座学が行われ、今後想定される災害や個人の備えについて茅野市の防災課と地域福祉課の職員が講義。市が出す気象情報(警戒情報)と避難情報を得る手段、各家庭での備え、災害時に被災者が身を寄せる避難所などについて説明した。

引き続き県社会福祉士会災害福祉支援運営委員会副会長の北原由紀さんが、昨年の台風19号で設置された東北信の避難所を視察した状況を踏まえながら、避難所の衣食住について話した。

避難所における食については非常に重要とし、「生命維持のためにカロリーを、健康維持のために栄養バランスを考えることが大切」「食物アレルギーの人への対応や食べる場所についても考える必要がある」と話した。また「日頃から非常食に慣れておくこと、家族が助かるための方法を考えておくことが大切」と訴えていた。

座学の後は、ごはんや麺類、パン、おかず、デザートなど20種類ほどの災害食を試食。中には食物アレルギーに対応した食品もあった。脳性まひの子を持つ同市内の女性は「通常の固形食が食べられずにペースト状の食事をさせている。日頃からある程度の備えはしているが、避難所で固形食が食べられない人の食に対応してもらえるか心配」と話していた。

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