八ケ岳開山祭 初の中止

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茅野市のちの観光まちづくり推進機構や八ケ岳観光協会、茅野山岳会、赤岳神社総代会は17日、6月7日に八ケ岳の2会場で開く予定だった第66回八ケ岳開山祭の中止を決めた。新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、登山客や山小屋従業員らの健康や安全確保のため決断した。開山祭の中止は初めて。神事は関係者のみで後日行う。

開山祭は、八ケ岳連峰の赤岳(標高2899メートル)と北横岳(標高2480メートル)の2会場で実施。夏山シーズンを前に、毎年6月の第1日曜日に開いている。県内外から多くの山岳愛好家らが訪れ、遭難事故の犠牲者を悼み、1年の山の安全を祈願している。昨年は2会場合わせ約900人が集った。

八ケ岳観光協会の浦野岳孝会長は「八ケ岳は多くの人から愛されているだけに、苦渋の決断だった」とし、「山は変わらずいつまでも待っているので、この新型コロナ騒ぎが沈静化したら訪れてほしい」と語った。

開山祭の中止に伴い、神事の参列者に配る記念ピンバッジとお札の配布は行わない。ピンバッジは例年通り、同協会加盟の各山小屋で6月中旬ごろから販売するという。
 
また緊急事態宣言を受けて多くの山小屋は、5月6日まで営業を自粛する。今夏の営業中止やサービスの縮小を決定している山小屋もある。詳しくは、各山小屋のホームページや電話で確認をする。

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