諏訪地域に外来センター 県と設置検討へ

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諏訪市の金子ゆかり市長は20日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議後に記者会見し、感染拡大時に備えた医療支援策として、初期診断から検体採取までを一貫して行える「外来センター(仮称)」の設置を検討していることを明らかにした。具体的な設置場所や箇所数は未定で、「6市町村や県とも調整して準備を進めていく」と述べた。

県は、大型連休で感染拡大地域から県内への人の移動が起きれば、感染症のまん延が急速に進み、医療が機能不全に陥る恐れがあると指摘する。県が17日に発表した緊急事態措置では、初期診断から検体採取までを一貫して行う場を地域ごとに早急に設置し、医療提供体制や検査体制を強化するとしている。

諏訪市では診療所が担っている初期診断を医師会と協力して集約化する研究や検討を進めていたが、緊急事態宣言が全国に拡大されたことを受け、県が主体的に関わり諏訪地域内に設置する方向に変わったという。市は県からの具体的な相談を待って、6市町村で協議していく考えだ。

20日現在で、諏訪地方の感染者は諏訪保健所管内の8人と、羽田空港検疫で陽性反応が出た1人の計9人。ベッド数の稼働率は「50%くらい」という。金子市長は「今すぐという局面ではないが、こうしたことはいきなり準備できるものではない。悪い事態を想定して準備だけはしておきたい。関係団体や関係市町村と意見交換をしながら準備を進めている。後手に回ることなく、速やかに形を整えることが大切だ」と述べた。

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