上伊那4月の家庭ごみ増加 外出自粛が影響か

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上伊那地方8市町村の4月の家庭系ごみは昨年同月と比べ増加したことが、上伊那広域連合のまとめで分かった。新型コロナウイルスの緊急事態宣言が全国に拡大される中、外出自粛で家に居る時間が長くなったためとみられる。同連合は改めてごみの減量を呼び掛けている。

同連合が運営する上伊那クリーンセンター(伊那市)が受け入れた4月の家庭系可燃ごみは昨年同月と受け入れ日数が異なるため、1日当たりの受け入れ量で比較。今年4月は1日当たり97トンとなり、昨年同月より2%増えた。

一方、今年4月の事業系可燃ごみの受け入れ量は1日当たり30トンで、昨年同月と比べ14%の大幅減少となった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済活動の低迷が影響したとみられている。

資源物もペットボトルを除き、スチール缶、アルミ缶、瓶の回収量が増えた。いずれもアルコール類のものとみられ、外出自粛が続く中で、家で酒を飲む機会が増えたことが要因とみられる。

同連合は「外出自粛で家にいる時間が長くなった影響が出ているのではないか」と指摘。「もう少し長いスパンで見る必要があるが、現時点ではごみの収集、処理に影響は出ていない」という。

その上で、「昨年4月から家庭系可燃ごみの分別方法が変更され、廃プラスチックが可燃ごみになった。資源プラスチック(プラスチック製容器包装)は今まで通り回収している。分別の徹底を含め、改めてごみの減量に協力してほしい」としている。

感染症対策としてごみの出し方への協力も呼び掛けている。ごみ処理に関わる市町村職員や廃棄物処理業者の感染を防ぐため、感染者やその疑いがある人が使ったマスクやティッシュペーパーを捨てる時は小さなビニール袋などに入れてしっかり封をした上で可燃ごみの指定袋に入れて出すよう求めている。

また、上伊那クリーンセンターとクリーンセンター八乙女(箕輪町)へのごみの直接持ち込みについても当面の間、自粛を要請。大型連休と外出自粛が重なり、家の整理をしようという人たちが増え、施設が過密になるおそれがあるため。やむを得ず持ち込む場合は必ずマスクや手袋を着用し、密にならないよう係員の指示に従う。

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