いたずらやめて 古田ため池の水抜かれる

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茅野市豊平にある農業用「古田ため池」の水が3月以降、少なくとも3回抜かれていたことが5日、分かった。状況から人為的とみられる。渇水時に田んぼに水を回す大切なため池でもあり、管理する組合は「いたずらならやめてほしい」と訴えている。

ため池は鹿島南蓼科ゴルフコース(豊平)を抜けた付近にあり、容量は1万5000立方メートル。管理する古田山用水組合によると、水を管理する担当役員が3月下旬に偶然水位が下がっていることを発見した。

その後、見回りを増やしたが、4月中旬に再度確認。6月3日の点検でも三たび抜かれたことが分かり、「通常より1メートルほど水位が下がっていた」という。3月の被害後に茅野署とも相談し、現地に「許可のない水量調整を禁止する」内容の張り紙をしたが、収まらなかった。

ため池には水量調節のために水を抜くハッチが3カ所あり、地上にある支柱に巻き付けた鎖を引っ張ってハッチを開ける。何者かが鎖を引っ張り、ハッチを1~2カ所開けたとみられる。組合は鎖に触れられないよう水中に落とす防止対策を講じている。

組合によると、160戸余が加入し、水田面積は豊平上古田と泉野大日影を中心に38万5000平方メートルに及ぶ。組合役員で上古田区長の守矢新一さんは「何のために水を抜くのか分からない」と困惑気味。「渇水期に水がなくなると困るので、いたずらはやめてほしい」と話している。

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