「駒ケ岳ロープウェイ」が運行再開

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運行再開の第1便で駒ケ岳ロープウェイから降りる利用者たち=6日午前9時8分、千畳敷駅

中央アルプス観光(駒ケ根市)は6日、支柱の脚の一部が雪の重みで変形した不具合で1月3日から運休していた「中央アルプス駒ケ岳ロープウェイ」の運行を再開した。夏の観光シーズンを前にした上伊那地方を代表する観光資源の「復活」。ただ、新型コロナウイルスの影響で運行には制限が付き、先行きが不透明な部分がある。

同社のまとめによると、2018、19年度のロープウエー利用者はおよそ計37万5千人。うち約8割が7~10月に乗車している。このタイミングでの再開は、繁忙期に間に合わせた形だ。

同社は6日朝、麓側のしらび平駅(標高1662メートル)で神事を執り行った。江崎吉剛社長をはじめとする関係者が参列し、ロープウエーの安全を祈願した。

午前9時、来訪者30人が第1便に乗り、しらび平駅を出発。約8分後に山頂側の千畳敷駅(標高2612メートル)に到着し、眼前に広がる残雪の中アの光景を眺めた。

ロープウエーは6月中、通常30分間隔の運行を基本的に60分間隔に減らす。新型コロナ対策で「3密」(密閉、密集、密接)を避けるために通常定員60人の乗車人数を制限し、定期的な消毒、換気も行う。両駅の始発便を通常より1時間遅い午前9時出発とし、最終便は通常より1時間早い午後4時出発とする。7月以降の対応については検討中だ。

江崎社長は「運休中はお客さまや関係者に多大なるご迷惑、ご心配をお掛けしましたことを深くおわび申し上げます」と陳謝。ロープウエーの安全管理や新型コロナの感染拡大防止に努めるとした上で、「雄大な自然を体感していただくような企画を立てて中アの魅力を国内外に発信し、地域の発展に貢献したい」と述べた。

ロープウエーの再開に伴い、千畳敷駅に併設するホテル千畳敷も6日、営業を再開した。

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