お地蔵さまもマスク着用 諏訪市の法光寺

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手作りの布マスクを着けた法光寺の「ともいき地蔵尊」と小口秀孝住職

地域全体で新型コロナウイルスの感染防止対策に取り組む中、諏訪市岡村1の法光寺(小口秀孝住職)では、境内の地蔵もマスク姿で祈りをささげている。お参りに来た人たちはマスク越しの優しいまなざしに触れ、笑顔で手を合わせている。

同寺には、願をかけると何でもかなえてくれるという「言成(いいなり)地蔵尊」をはじめ、300年を経過した六地蔵、十一面観音像、地蔵菩薩像など多くの石仏が並ぶ。マスクは5月下旬、お地蔵さまの赤い頭巾や前掛けを寄進している北原和子さん(77)=同市諏訪2=が小口住職の許可を得た上で、手作りの布マスクを「ともいき地蔵尊」と「延命ぽっくり地蔵尊」に着けた。

北原さんはマスク不足が深刻になった3月からマスク作りを始め、友人や同寺などに届けたという。「世の中が早く落ち着いて良くなれば」と北原さん。小口住職は「自粛で息苦しい世の中、ひとときの癒やしと安らぎを感じてもらえたら」と話している。

同寺では毎年10月、元弘年間(1331~34年)に京都の疫病を鎮めたことに由来する百万遍大念珠繰りを行っている。大勢の信者が念仏を唱えながら大念珠を繰るため課題はあるが、小口住職は由来に触れて「何とか開けたら」と話している。

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