コロナ収束、願いの花火 箕輪のプロジェクト

LINEで送る
Pocket

新型コロナの収束を祈願して打ち上げられた花火=箕輪町

新型コロナウイルスの収束を願う花火が18日夜、箕輪町内で打ち上げられた。地元有志と伊那谷の花火製造業者3社が企画した花火プロジェクト「上を向いて歩こう」の第1弾。「密」を避けるため場所は事前に告知されなかったが、多くの人が夜空を彩る花火を自宅などから楽しんだ。

 花火大会は江戸時代に悪疫退散を願って始まったとされる。プロジェクトは有志らの呼び掛けで、アルプス煙火工業、関島煙火製造所(以上飯田市)、伊那火工堀内煙火店(飯島町)の3社が参加。新型コロナ収束まで、町内で定期的に打ち上げる予定で、費用は有志と各業者の負担だ。

第1弾は新型コロナの影響で中止した町の一大イベント「みのわ祭り」の開催予定日に合わせて実施。アルプス煙火工業が2~4号玉を計約50発打ち上げた。花火玉一つひとつには「悪疫退散」を願って、有志がデザインした妖怪「アマビエ」と新型コロナの構造図のマークが貼られた。

関係者によると、業者が貯蔵できる花火玉の量は決まりがあり、花火イベントが相次いで中止となり消費できず、新たに製造できない業者も多いという。有志の一人は「伊那谷の花火文化は途絶えさせない。花火玉を消費する場を設けて、町民にも楽しんでもらえれば」と話していた。

おすすめ情報

PAGE TOP