災害現場のドローン映像 リアルタイムで確認

LINEで送る
Pocket

ドローンで撮影した空撮映像や機体の位置情報をインターネット上の地図に集約した画面。メリットを説明するリアルグローブの寺西達哉さん(右)と横山隊長

諏訪地方の3警察署とNPO法人諏訪広域ドローン協力会(諏訪市)が結んだドローン(小型無人飛行機)による災害時の情報収集などの協定で、協力会のパイロットチーム「スカイ・アトムズ」(横山真隊長)は、現場の空撮映像を遠隔地で確認できるシステムを導入する。現場の映像をリアルタイムで対策本部に届け、災害対応や行方不明の捜索の迅速化につなげる。

同システムはドローンの位置情報や撮影した映像などをインターネットの地図上に集約し、関係者間で共有できるのが特徴。「Hec―Eye(ヘックアイ)」の名称でIT関連のリアルグローブ(東京都)が開発した。同社と連携するドローン専門店「スカイシープロジェクト」(諏訪市高島)の協力で導入する。

横山隊長(48)によると、現状では警察署の要請で出動した際、上空で撮影した映像は機体を着陸させた後に記録媒体を取り出して現場から対策本部などに持ち込む必要がある。同システムを活用すると、上空の映像と撮影された位置が地図にリアルタイムで表示されるため、より実態に即した対策が立てやすくなると見込まれる。

同隊長は「現場の状況を素早く複数の目で見てもらうことは防災対応の上で重要になると思う。『ヘックアイ』を導入した自治体の例もある。地元の自治体にも導入のメリットを伝えていきたい」と話している。

おすすめ情報

PAGE TOP