アウトドア設備拡充 原村が新事業

LINEで送る
Pocket

原村は、新型コロナウイルス感染症に対応した経済対策として、新たな視点での旅行の提案やアウトドアを楽しむ設備の拡充など新事業に着手する。今後は感染症対策に力を入れる観光地が選ばれるとし、安全対策を盛り込んだ新たな旅行スタイルを提案していきたい考えだ。

7月31日付で専決処分した一般会計補正予算(第5号)では、飲食・観光業への支援策として16事業、約6100万円を計上した。

新しい旅行スタイルの一つとして、人との接触を減らすことができる、RVパーク(車中泊専用エリア)の拡充を図る。RVパークは村の温泉宿泊施設「樅の木荘」が管理する施設で、感染症拡大を受けて利用者が増加傾向にある。現在は電源のある6区画と、電源のない4区画の計10区画を設置しているが、電源を増やし、5区画(電源なし)を増設する方針だ。

もう一つの新しい旅行スタイルとしては、ホテル並みのサービスを提供するキャンプスタイル「グランピング」を新たに導入する。密が避けやすいキャンプスタイルの宿泊としても注目。樅の木荘横の「樅の木桜公園」内に、ウッドデッキを2カ所設け、独立テントを設置する。テント内には冷蔵庫やソファなどを配備し、食事は樅の木荘レストラン、風呂はもみの湯を利用してもらう想定。村内の新しい宿泊スタイルとして、モデルケースを目指す。

RVパークやグランピングの利用者が森林浴を楽しめるよう、樅の木荘周辺に遊歩道も整備する計画だ。

7月31日、RVパークにキャンピングカーで訪れた京都府の50代夫妻は「コロナ禍でキャンピングカーの人気は増えていると感じる。ここは温泉施設が近くにあるのもいいですね」と話していた。

村商工観光課の清水秀敏課長は「コロナ禍で観光業が生き残るためには受け身でなくチャレンジしないといけない」と、新たな観光業への転換に意欲を見せた。

おすすめ情報

PAGE TOP